中国メディアの快科技の23日付記事によると、中国自動車大手、比亜迪（BYD）のピックアップトラック「SHARK（シャーク）」にブラジルで注文が殺到している。

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シャークは同社のDMO（Dual Mode Off-Road）プラットフォームをベースに1．5T高出力エンジンと二つの電気モーターで構成されるPHEVシステムを搭載し430馬力を出す。0～100km/h加速は5．7秒。価格は日本円で約1000万円相当。

ブラジルのピックアップトラック市場はディーゼル車が主流。シャークはベストセラーであるトヨタ・ハイラックスとフォード・レンジャーに挑戦するモデルで、BYDはPHEVも購入者を吸い寄せられると信じている。予約数は、3日の開始以来、1500台に上った。

BYDブラジルのコマーシャルディレクター、エンリケ・アントゥネス氏は、シャークの年間販売台数が1万〜1万5000台となり、ブラジルで最も売れている中型ピックアップのトップ5に入ると予測している。（翻訳・編集/柳川）