中国で10月に、湖南衛星テレビと動画配信サービスの騰訊視頻（テンセントビデオ）、芒果TV（マンゴーTV）で10日に放送と配信をスタートしたレン・ミン（任敏）、チャン・ワンイー（張晩意）共演の時代劇「錦繡安寧」、愛奇芸（iQIYI）で9日にスタートしたリー・チン（李沁）とツォン・シュンシー（曾舜晞）による武侠ドラマ「七夜雪」、優酷（YOUKU）で14日にスタートしたウー・ジンイエン（呉謹言）がリウ・シュエイー（劉学義）と共演する「春花焔」と話題作が相次ぎ登場し、時代劇大激戦の様相が呈されている。

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10月上旬に公開された時代劇はいずれも動画配信3強が「Sランク」と位置付けた作品で、後半にかけては「S＋ランク」のファンタジー系が登場し、中国最大のECショッピングイベント「ダブルイレブン（双11）」を狙った商戦が一層激化するとみられている。

10月下旬のリリースが見込まれているのは、ユー・シューシン（虞書欣）とディン・ユーシー（丁禹兮）による「永夜星河」（騰訊視頻）、チェン・ドゥリン（陳都霊）とホウ・ミンハオ（侯明昊）主演の「大夢帰離」（愛奇芸）、チャオ・ルースー（趙露思）とリウ・ユーニン（劉宇寧）の「珠簾玉幕」（優酷）といったラインアップ。最近はプロデューサー、出演者らによるさりげないネット投稿やPRが行われ、配信がより現実味を帯びてきているもようだ。

話題作の進捗（しんちょく）状況に、ファンからは「『墨雨雲間』の時からウー・ジンイエンにドハマり中で、優酷のメンバーシップに加入した」「『春花焔』の主人公のビジュアルと演技が良すぎて抜け出せない」「『七夜雪』には江湖の義気だけでなく、柔らかさとユーモアも入り交じり、見応えがあった」「テンセントの『青簪行』が解禁されれば、他の作品を瞬殺できると思う」「配信プラットフォームにとっては命懸けのレースだが、視聴者にしたら朗報といえる」などの書き込みが相次いだ。（翻訳・編集/RR）