Record China 2024年10月24日(木) 17時0分
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中国江蘇省蘇州市で起きた日本人母子襲撃事件をめぐり、華字メディアの中文導報は24日、「事件で犠牲になった胡友平さんが刺されるのを目の当たりにした子どもはすでに日本に帰国している」と報じた。
中国江蘇省蘇州市で6月に起きた日本人母子襲撃事件をめぐり、華字メディアの中文導報は24日、「事件で犠牲になった中国人女性の胡友平(ホー・ヨウピン)さんが刺されるのを目の当たりにした子どもはすでに日本に帰国している」と報じた。
4カ月前の6月24日、蘇州市内のバス停で日本人学校のスクールバスを待っていた日本人の母子が男に襲われ、2人を助けようとして重傷を負ったバス案内係の胡さんはその2日後に息を引き取った。後方から抱きついた胡さんに男は後ろ手に刃物を突き刺し、振り返ってなおも襲おうとしたところを周囲の市民や運転手に制止されたという。
記事は「胡さんは身を挺して日本人母子を救い、この事件で悲痛、哀悼、不安など複雑な心情に陥った彼女らはすでに日本に戻っている」「母子は日本企業の社員の家族で、事件を受けて会社側は直ちに一家全員が日本に帰国して気持ちを整えるよう手配した。当初は中秋節(今年は9月17日)の後に蘇州に戻るつもりだったが、9月18日に広東省深セン市で日本人学校の児童が殺害される事件が起きた」などと記し、家族での相談を経て父親が単身で蘇州に戻ったと伝えた。
記事は、「蘇州と深センの事件は人々の心に依然として深い影と傷を残している」とし、「平和を愛する人は皆、悲劇が二度と起こらないことを願っている」とも伝えた。(翻訳・編集/野谷)
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