中国メディアの海報新聞は24日、中国南方航空の国内線で尻もち事故が起きた疑いがあることを伝えた。

記事によると、この便は21日の上海虹橋発・広州白雲着のCZ3534便で、着陸時に尻もち事故が起きた疑いが持たれている。機体後方の下部や貨物室内部が損傷したといい、記事は「最初の感覚は両足がコンクリートの床に直接触れているような硬さで、その後に無重力のような感覚が来た」「ほんの数秒の出来事だった」などという乗客の声や、「パイロットのミスによる尻もち事故の可能性がある」との業界関係者の指摘を伝えた。

この件で24日に取材を受けた広州白雲国際空港の顧客サービス担当者は航空会社から関連の通知が届いていないことを説明し、南方航空の顧客サービス担当者も「公式の通知は今のところない」として「情報があれば公式ウェブサイトで発表する」と応じたという。（翻訳・編集/野谷）