日本でまた新たな問題……「穴」のある所には必ず中国人?―華字メディア

Record China    2024年10月26日(土) 17時0分

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23日、日本華僑報網は「穴のある所に必ず中国人?」と題し、中国人観光客が日本で簡単に運転免許証を取れてしまう問題について紹介する文章を掲載した。

2024年10月23日、華字メディアの日本華僑報網は「穴のある所に必ず中国人?」と題し、中国人観光客が日本で簡単に運転免許証を取れてしまう問題について紹介する文章を掲載した。

文章はまず、東京都府中市の運転免許試験場では朝5時になると「外免切替」により日本の運転免許を申請する中国人による長蛇の列ができると紹介。「外免切替」が日本で自動車を運転する外国人のための制度であり、外国の運転免許証を持っている人は、一定の条件を満たして簡単な試験に合格すれば、日本の運転免許証を取得できると説明した。また、中国の運転免許証は「道路交通に関するジュネーブ条約」の国際運転免許証に属していないため、日本の運転免許証を取得したい場合は、通常の運転免許試験を受けるか、「外免切替」の制度を利用することになると伝えた。

そして、「外免切替」には筆記試験と技能試験が課されているものの、通常の運転免許試験に比べ、難易度、条件、時間、費用が大幅に軽減されていると指摘。筆記試験ではコンピューターが出題する2択問題10問中7問以上正解すれば合格という簡単さであり、実際に受けた中国人からは「基本的に勉強しなくても合格できる。日本語はあまり上手ではないが、当て推量で正解できる」と語ったとした。また、技能試験は筆記試験より難しいものの、それでも合格率が30%を超えて日本の技能試験では簡単な部類に入るとし「中国人が日本で運転免許を取得するのは簡単だと言っていい」と評した。

さらに、試験が簡単な上に、この制度には大きな「抜け穴」があるとも紹介。「外免切替」申請の要件が非常に緩く、長期居住者だけでなくマルチ旅行ビザを持つ中国人も申請可能となっており、中国人観光客は宿泊先のホテルの住所を使って申請ができてしまうと説明し、「日本政府は『上に政策あれば、下に対策あり』という言葉を全く知らないようだ」と揶揄(やゆ)している。

文章は、「外免切替」が余りに簡単すぎるためか、中国人ドライバーによる大きな交通事故が相次いでいるとし、先月29日には埼玉県川口市で逆走してきた車と別の車が衝突して1人が死亡し、18歳の中国人の男が酒気帯び運転でその場で逮捕されたほか、同27日には福島市で働いていた54歳の中国人の女が過失運転致死傷とひき逃げの疑いで地元警察に逮捕されたと紹介。中国人ドライバーによる交通事故もここ3年間増加傾向にあり、2023年には1571件に上ったことを伝えた上で、「今後、日本政府が外国人の運転免許取得に関する法律や手続きの改正に動く可能性が高い」と予測した。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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