貴州省の洞窟群「双河洞」の長さがアジア最長の437.1キロに―中国メディア

人民網日本語版    2024年10月26日(土) 12時30分

拡大

貴州省の洞窟群「双河洞」の長さがアジア最長の437.1キロに更新された。

貴州省綏陽県にある洞窟群「双河洞」の第23回国際洞窟科学調査の成果発表会が24日に開かれ、新しい発見として双河洞は115カ所の洞口がつながっており、その長さは世界で3番目、アジア最長の437.1キロに更新されたことが分かったという。深さはこれまでと同じ912メートルとなっている。中国新聞網が伝えた。

貴州省遵義市の綏陽県温泉鎮に位置する双河洞は、洞窟内の構造が複雑で、天然の地底湖がある「水洞」と水がない通常の鍾乳洞「旱洞」の両方が存在している。そして、各洞窟がつながっており、層になった蜘蛛の巣のような地質洞層を構成している。今回の洞窟の科学調査は7日に始まり、中国やフランス、ポルトガル、ベルギーなどの洞窟に関わる専門家が調査を行った。

第22回の調査終了から今回の合同科学調査までの期間、双河洞古生物化石の数や種類の増加が見られた。例えば、パンダの化石6体(今回の調査で発見されたのは2体)、チュウゴクカモシカ、スマトラサイといった有蹄類の動物の化石が大量に発見された。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携