中国のコーヒー産業報告、ひきたてのコーヒーが消費の主流に

CRI online    2024年10月27日(日) 19時0分

拡大

中国のコーヒー消費市場はインスタントコーヒーの優位からより多様化しつつあり、ひきたてのコーヒーが急速に消費の主流になりつつあることが分りました。

このほど発表された「中国コーヒー産業報告2024」によりますと、中国のコーヒー消費市場はインスタントコーヒーの優位からより多様化しつつあり、ひきたてのコーヒーが急速に消費の主流になりつつあることが分りました。中国のコーヒー消費量はここ10年間で167%増加し、35万トンに達しました。コーヒー市場は急速に発展しつつあるとはいえ、1人当たりの消費水準では日韓、欧米などの成熟した市場とは大きな差があり、それだけ大きな発展の潜在力があるとみられています。

中国のコーヒー市場が明らかに拡大していることは、世界のコーヒー産業にとってのハイライトとなっています。2023年の中国のコーヒー産業の規模は前年比30%以上の伸びとなる2654億元(約5兆6600億円)に達しました。全国のコーヒー愛飲者の総数は4億人に近く、コーヒーの年間消費量は28万トンに上り、消費者数、1人当たり消費量のいずれも成長を遂げています。また、全国のコーヒーショップの総数は2023年には約15万7000店に達しており、上海が9553店で1位となっています。

地域別の分布で見ると、コーヒー店舗数上位5都市(上海、広州、北京、成都深セン)の累積店舗数比率が2022年9月の23%から2024年9月の19%未満に低下しているのに対して、三、四、五線都市でのコーヒーの市場浸透率は上昇しています。(提供/CRI

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