ベルリンの金熊賞も受賞の中国映画監督、“妻の留守”に未成年と…=ネットでは「国の恥」の声も―北京市

Record China    2014年9月16日(火) 11時18分

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15日、ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞するなど、中国を代表する映画監督として知られる王全安監督が、買春の容疑で北京市公安局に身柄を拘束されたことが明らかになった。写真は王夫妻。

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2014年9月15日、ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞するなど、中国を代表する映画監督として知られる王全安(ワン・チュアンアン)監督が、買春の容疑で北京市公安局に身柄を拘束されたことが明らかになった。新華網が伝えた。

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中国の第6世代を代表する映画監督の一人である王監督は、個人オフィスがある高級マンションで今月10日、買春の容疑で拘束された。市民の通報により公安局が駆けつけたもの。中には監督はじめ、女性2人がいたという。

公安局の公式中国版ツイッターによると、今月8〜10日にかけて3日連続で買春行為があり、中には未成年の女性も含まれていた。調べに対し王監督は、10日は携帯サイトを通じて2人の女性を呼び出し、それぞれに800元(約1万4000円)を支払ったと語っている。なお、中国の「治安管理処罰法」では、買春行為について10日以上15日以下の拘留と、5000元(約8万7000円)以下の罰金を課している。

48歳のワン監督は、チャン・イーモウ(張芸謀)やチェン・カイコー(陳凱歌)に続く、新世代の国際派監督として注目される一人。2006年の「トゥヤーの結婚」が、第57回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。監督の名前を一気に国際舞台へ押し上げた。2011年の「白鹿原」は、第61回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品された。この作品でヒロインを演じた人気女優キティ・チャン(張雨綺)と同年結婚している。

監督が買春行為に及んだ期間、キティ・チャンはニューヨーク・ファッション・ウィークのため訪米中で不在だった。今回の騒動に対し15日、社会に与えた影響について謝罪文を公表するとともに、「二人で向き合い、共に責任を負っていきたい」とコメントしている。同事件に関してはネットでも大きく注目を集めており、王監督に対し、「国の恥」との声も聞かれた。(翻訳/Mathilda・編集/内山)

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