世界記録を更新、世界中低緯度氷河から最長の氷床コアを掘削―中国

人民網日本語版    2024年10月30日(水) 23時0分

拡大

中国の科学者は29日、チベット自治区ナクチュ市双湖県の普若崗日氷原で世界中低緯度氷河から最長の氷床コアを掘削した。

中国の科学者は29日、チベット自治区ナクチュ市双湖県の普若崗日氷原で世界中低緯度氷河から最長の氷床コアを掘削した。324メートルに達し、世界記録を更新した。人民日報が伝えた。

普若崗日氷原は世界最大の中低緯度氷原。厚さの計測とコア掘削により、同氷原に生じている変化と、記録された環境の変化をより良く見直し、地球温暖化の氷河への影響をより包括的に理解することができる。

今回の科学調査はさらに別のエリアで172メートルの深層氷床コアを掘削した。深層氷床コアとは、氷河表層から岩盤付近までの氷床コアのことで、氷河の形成年代と底部の活動状況の研究に対して重要な意義を持つ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携