スターバックスが中国で業務拡大、県級市1000市近くに進出―中国メディア

人民網日本語版    2024年11月5日(火) 6時30分

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スターバックスは中国の県級市1000市近くに進出している。写真はスターバックス・リザーブ・ロースタリー上海。

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スターバックスが10月31日に発表した2024会計年度(2023年10月-2024年9月)第4四半期および通期の決算(2024年9月29日時点)によると、中国本土の店舗数は7596軒で、1000近くの県級市(行政区画の単位で「県」と同じ区分にある市)市場をカバーしている。新華社が伝えた。

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スターバックスは中国の業務を拡大しており、長期にわたって安定した成長を見せている。2024年度第4四半期、中国本土に開店した新規店舗は290軒で、新たに78の県級市場に進出し、その利益と利益率は前四半期比で増加した。

スターバックス・リザーブ・ロースタリー上海

第4四半期には河南省平頂山市や甘粛省酒泉市などに新規店舗を設置した。新規店舗の半数は中国の三線都市と四線都市に開店していた。

2024年度を通期で見ると、店舗拡大計画に基づいて、スターバックスは中国において、新規店舗を前年比12%増で、過去最多となる790軒開店した。また、過去最多となる166カ所の中国の県級市場に新たに進出した。

今年下半期、中国のコーヒー市場はさまざまな変化が見られ、販促キャンペーンが頻繁に実施されているのを背景に、業界全体にかかるプレッシャーが大きくなっている。「2024中国都市コーヒー発展報告」によると、2023年以来、リーズナブルなコーヒーの売れ行きが中国の大・中・小都市で絶好調となっており、多くのコーヒーブランドが三線都市や四線都市へと進出している。

食品業界のアナリスト・朱丹蓬(ジュウ・ダンフォン)氏は、「中国の県級行政区域は約2800カ所ある。スターバックスはそのうちの約1000カ所で店舗を展開しており、中国のコーヒー市場が今後も発展することへの確信の表れとなっている」と分析した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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