中国がビザ免除措置対象国を拡大、インバウンド客が増加の一途

人民網日本語版    2024年11月5日(火) 14時30分

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中国がビザ免除措置対象国を拡大し、インバウンド客が増加している。写真は北京の故宮博物院。

中国外交部領事司はこのほど、中国と海外の人々の往来をさらに促進すべく、中国がビザ免除対象国にスロバキア、ノルウェーフィンランドデンマーク、アイスランド、アンドラ、モナコ、リヒテンシュタイン、韓国を加えたことを発表した。11月8日から2025年12月31日まで、上記9カ国の一般旅券所持者は商用、観光、親戚・友人訪問、乗り継ぎ目的で中国に入国する場合、15日以内であればノービザで滞在できるようになる。ビザ免除の条件を満たさない場合、中国に入国(境)する前にビザ取得が必要となる。

中国国家移民管理局の統計によると、第3四半期、中国全土の各出入国検査所から入国(境)した外国人の数は前年同期比48.8%増の延べ818万6000人に達した。うち、ビザ免除措置を利用した外国人は前年同期比78.6%増の延べ488万5000人だった。北京出入国総検査所の統計によると、今年1~9月期、北京の出入国検査所からビザ免除措置を利用して入国(境)した外国人の数は前年同期比6倍増の延べ58万人に達した。

ニュージーランドから来た観光客は、「中国旅行はとても楽しかった。日曜日に来て、3日間滞在した。ビザ免除措置はとても便利。出入国検査もスムーズで、とても満足」と述べた。

今年1~9月期、江蘇省の出入国検査所から出入国した外国人は大幅に増加し、ビザ免除措置を利用して入国した外国人観光客の数は前年同期比で16倍に達した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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