CRI online 2024年11月5日(火) 10時30分
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王毅中国共産党中央政治局委員・中央外事活動委員会弁公室主任は4日、北京で日本の秋葉剛男内閣特別顧問・国家安全保障局長と中日ハイレベル政治対話メカニズム協議を行いました。
王毅主任は、「中日関係は改善・発展のための重要な段階にあり、双方は両国指導者の共通認識に基づき、中日関係の改善・発展の正しい方向を堅持し、新時代の要求に合致した、建設的で安定した中日関係を構築するべきだ。日本は客観的かつ理性的な対中認識を確立し、台湾問題における政治的コミットメントを厳守し、中日関係の政治的基礎を確実に守り、『互いに協力するパートナーであり、互いに脅威とならない』という重要な共通認識を実行に移すための実践的な行動をとり、2国間関係の安定した発展を推進すべきだ」と述べました。
双方はまた、中日間の四つの政治文書で定めた原則と共通認識に従い、中日戦略的互恵関係の全面的な推進に注力することを改めて確認したほか、ハイレベル交流とさまざまな分野での対話・交流を維持し、対外的により多くの積極的なシグナルを発信していくと表明しました。
双方はさらに、重要な隣国同士であり、互いの発展において密接に関わり、経済の相互補完性が高い中国と日本は「デカップリング」することはないばかりか、するべきでもなく、経済貿易協力の健全な発展と生産・サプライチェーンの安定・円滑化を共同で促進していくことで一致しました。
双方は福島の放射能汚染水海洋排出問題に言及し、2国間の政治的合意の履行の加速を推進することで合意しました。
また、共通の関心を持つ国際問題と地域問題について意見を交換し、王主任は、「中国は平和発展の道を揺るぎなく歩み、防衛的な国防政策を追求しており、平和と安全について最も優れた実績を持つ大国であり、地域における戦争・混乱を防ぐために今後も公正を堅持していく。域外勢力がこの地域で対立・対抗をあおることを各国が共同で拒み、実際の行動で地域の平和と安定を守っていくことを希望する」と述べました。(提供/CRI)
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