中国宇宙ステーションでの第3世代の「宇宙の稲」が間もなく収穫

CRI online    2024年11月5日(火) 12時20分

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中国宇宙ステーションでの第3世代の「宇宙の稲」が間もなく収穫されます。

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中国は2022年の有人宇宙船「神舟14号」乗組員の任務期間中、世界初の水稲の種子から種子までの全ライフサイクルの宇宙での栽培実験を行うことで、成熟した「宇宙の稲」の種子を手に入れました。上海市南西部の松江にある中国科学院分子植物科学卓越イノベーションセンターの作物育種栽培拠点では、栽培された「第3世代の宇宙の稲」が100日余りをかけて成長しました。稲穂のほぼすべては黄色く成熟し、間もなく第3世代の「宇宙の稲」が収穫されます。

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同センターの鄭慧瓊研究員は、「最初は6粒の種子を宇宙に上らせて問天実験モジュールで成長させて59粒の種子を得た。この59粒の種子は比較的貴重なので、一部だけを人工気候室で育てた。得られた種子はかなり多くて、約1万粒あった。さらに一部を取り出して大きな田で育てた。これが、その田から受け取った稲穂だ」と説明しました。


鄭研究員は「我々は一つの結論を得た。まず、宇宙で活力ある種子を得た。次に、人工気候室での実験を通じて、この活力のある種子が子孫を生み出すことができることを証明した。つまり、宇宙で得られた種子に繁殖力があることが証明された。そして、大きな田でも安定して繁殖した。つまり宇宙環境の中で水稲の栽培が、食糧を生産できる方法の一つであることが証明された」と説明しました。(提供/CRI

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