中国の新鋭ポン・ウェイ監督の長編デビュー作「夏が来て、冬が往く」、映画公開応援プロジェクト

anomado    2024年11月5日(火) 19時30分

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中国のポン・ウェイ監督の「夏が来て、冬が往く」が日本で劇場公開されることになり、クラウドファンディングが行われている。(C)MICRO ENTERTAINMENT TIMES FILM CO.LTD.

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中国の新鋭ポン・ウェイ(彭偉)監督の長編デビュー作「夏が来て、冬が往く」が12月27日から日本で劇場公開されることになり、11月24日まで公開応援のためのクラウドファンディングが行われている。

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劇場前売券やパンフレット、ロケ地の青島のお茶のほか、監督のお礼メッセージ、エンドクレジット&パンフレットへの名前掲載、完成披露上映会&トークイベント招待など、さまざまなリターンを用意している。


「夏が来て、冬が往く」は、中国の美しい海辺の町を舞台に、幼い頃に養子に出された主人公が初めて会う母、姉、弟と過ごす3日間を描く。家父長制による男尊女卑の考えや、かつて多く見られた養子のならわしを織り交ぜながら、家とは、家族とは、男女のあり方とは?を真っすぐに問いかける。

メガホンを取ったのは、日本大学芸術学部で映画製作を学んだ経験を持つ中国の新鋭ポン・ウェイ監督。長編デビュー作ながら、繊細な筆致と詩的なカメラワークで、いくつかの実話から発想を得てオリジナル作品を製作した。緩やかに流れる時間、ノスタルジックな雰囲気、伝統文化、都会の空が渾然一体となり、独創的な意欲作となった。東京国際映画祭2023の提携企画「2023東京・中国映画週間」では新鋭監督賞を受賞した。(編集/藤井)

ポン・ウェイ監督

■あらすじ

広東省で暮らすジャーニーは、結婚を機に家を購入するかどうかで恋人のジーユエンと意見が合わず、プロポーズの返事を先延ばしにしていた。ある電話をきっかけに、ジャーニーは生家の家族と連絡が取れ、実父の葬儀に参列することになる。初めて会う母、初めて会う2人の姉と弟。長女のウェンフォンは生家で過ごしてきたが、次女のシャオリーもまた養子に出されていたことを知る。三姉妹は互いの心を癒しながら日々を過ごす。ジャーニーは時折、幼い頃の養父とのささやかな時間を思い出し、家族や家のことを改めて考え始めるが、母が自分を探したのには別の目的があったことを知る。

映画「夏が来て、冬が往く」クラウドファンディングページ https://greenfunding.jp/lab/projects/8592

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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