行方不明の16歳息子と通話できた!喜びも束の間、送られてきた奇妙なメッセージ―中国

Record China    2024年11月9日(土) 16時10分

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中国・四川省宜賓市で16歳の少年の行方が分からなくなっている。

中国・四川省宜賓市で16歳の少年の行方が分からなくなっている。香港メディアの香港01が5日付で報じた。

趙俊成(ジャオ・ジュンチョン)さんが行方不明になったのは今年8月。警察の調べでは、趙さんは雲南省昆明市を経由してミャンマーに密入国したとみられることが分かった。趙さんの父親によると、趙さんはSNSで知り合った人物から「ミャンマーに出稼ぎに行こう。1回で10~15万元(210~315万円)稼げる」と持ち掛けられていたという。

趙さんとよくやり取りをしていたという祖父は、「小さい頃から農村で生活しており、遠出はほとんどしたことがない。度胸が小さく、だまされない限り自分から海外に行くことはない」と話した。祖母はミャンマー北部で電信詐欺や暴行事件が頻発しているという映像を見ながら、孫を心配して毎日涙を流しているという。

事態が急転したのは10月31日。趙さん本人から突然、祖父の携帯電話に音声メッセージが送られてきた。その後、父親と10分ほど通話し、無事であることを報告した。家族はとりあえずの無事を喜んだが、通話後、チャットアプリで「あなたの息子は今、安全だ。あなたはお金を払う必要はない」「趙俊成としても、大きくなったので、家庭に負担をかけるわけにはいかない」という奇妙なメッセージが送られてきた。

父親は「誰かにコントロールされているよう。言えないことがたくさんあるみたいだ」と不審感を抱いた。趙さんの行方は現在も分かっていないということで、家族は無事に帰宅することを願っているという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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