<卓球>大藤沙月の優勝の価値を中国メディアが疑問視、日本の報道にも「傲慢」「ナンセンス」と苦言

Record China    2024年11月6日(水) 10時0分

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中国のポータルサイト・捜狐に5日、卓球日本女子・大藤沙月(20)のWTTチャンピオンズ・モンペリエ女子シングルス優勝の価値を疑問視する記事が掲載された。

中国のポータルサイト・捜狐に5日、卓球日本女子・大藤沙月(20)のWTTチャンピオンズ・モンペリエ女子シングルス優勝の価値を疑問視する記事が掲載された。

同記事は、「WTTチャンピオンズ・モンペリエで中国が満足な結果を出せなかった一方、日本は極めて優れた成績を収め、女子シングルスの優勝だけでなく、男女シングルスの準優勝も独占した。また、先ごろのアジア選手権(カザフスタン・アスタナ)でも驚くべき力を爆発させ、女子団体で優勝した。中でも張本美和(16)は最大の功労者と称賛された」と説明した。

その上で、「大藤がモンペリエで優勝してから、日本のメディアは大々的に記事を流して祝っているが、その報道内容は中国で少なからぬ論争を引き起こしている」と指摘。日本の一部スポーツメディアが「大藤の台頭で、卓球界はさらなる戦国時代を迎えそうだ」などと報じたことを「狂言」と表現し、「この傲慢(ごうまん)さに(中国の)卓球ファンは罵声を浴びせている」と伝えた。

そして、同大会では中国のトップ3である孫穎莎(スン・インシャー)、王曼昱(ワン・マンユー)、陳夢(チェン・モン)がそろって欠場していたことに言及し、「大藤の優勝の価値は決して高いとは言えない」と主張。「国際大会の経験値も低く、1回の優勝では実力を証明するには不十分であり、中国のトップ選手と対戦しないまま『戦国時代』を称するのはナンセンス」と切り捨てた。

一方で、「日本の驚異がますます大きくなっているのは事実であり、中国は決して油断してはならない」とも指摘。「特に若手の育成において中国は日本に後れを取っている」とし、育成システム強化の必要性を説いた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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