人民網日本語版 2024年11月8日(金) 7時30分
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中国の鉄道旅客輸送では完全デジタル化されたeチケットの利用が普及した。
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2024年11月1日以降、中国の鉄道旅客輸送では完全デジタル化されたeチケットの利用が普及。これにより、乗客は紙の鉄道切符を発券機でプリントアウトする必要がなくなり、移動や精算がさらに便利になった。
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新中国の最初の鉄道切符は厚紙の切符だった。手作業で乗車情報を追加する必要があり、切符販売係は日付スタンプで日付を印字し、座席番号を貼り付け、そろばんで料金を計算していた。
1997年には、薄い紙の電子発行切符が正式に導入され、発券方法もコンピュータ発券に切り替えられた。これにより発券ミスが大幅に減少し、発券に要する時間も数分から数十秒に短縮された。
2007年には磁気カードタイプの切符が登場し、自動改札も導入。乗客は自分で改札機に切符を通して入場できるようになった。
2011年にはネット予約が開始され、購入手続きが大幅に簡素化された。
鉄道のeチケットは2018年11月に海南環島高速鉄道で試験導入され、2020年4月には本土の高速鉄道と都市間鉄道で全面的に導入。乗客は有効な身分証明書さえあればeチケットが購入できるようになり、乗車プロセスがさらにスムーズで便利になった。
小さな鉄道切符は、乗車に必要な証明書であると同時に、中国の鉄道発展の歩みの証人でもある。
紙の切符からeチケットへ。切符購入と移動の便利さは変わったが、帰省者のふるさとへの郷愁と旅人の遠い地への憧れは今も変わらない。(提供/人民網日本語版・編集/NA)
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