CRI online 2024年11月8日(金) 12時50分
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世界の金融大手が中国株をオーバーウェイトに格上げしました。写真は2020年に米ナスダック証券取引所に上場した小鵬汽車。
米株式市場は現地時間5日、一斉に高値で始まり、ダウ平均株価は0.01%、ナスダック平均株価は0.39%、スタンダード・アンド・プアーズ500(S&P500)種指数は0.20%上昇しました。その中で、中国の資産が特に注目を集めています。ナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC指数)は取引開始後1.5%以上の上昇となり、人気の中国関連株はいずれも値上がりしました。スイスのピクテ・アセット・マネジメント(ピクテ)は中国株の格付けをオーバーウェイトに引き上げ、ゴールドマン・サックスは最新の研究リポートで引き続き中国市場を好感しており、A株とH株市場に対して買い増しの格付けを維持すると発表しました。
中国の有力金融情報サービスベンダーであるWind社のデータによると、現地時間5日、HXC指数は取引開始後1.5%以上の上昇となり、取引時間内の最高上昇率は北京時間午後11時の時点で2%を越えました。人気の中国関連株は高値となり、金山雲は15%以上、小鵬汽車(XPENG)は5%以上、ビリビリ動画は6%以上値が上がり、中通速達、蔚来(NIO)、アリババなどの株価も上昇しました。
ゴールドマン・サックスのアナリストはこのほど、中国株市場の9月末以来の株価上昇はこれまでより多くの支持を得ているとして引き続き中国市場を好感し、今後の12カ月間でA株とH株市場の潜在的なリターン率はいずれも20%前後に達し、A株市場の今後3カ月間のパフォーマンスはH株市場を上回る可能性があるとみています。
ゴールドマン・サックスのほか、スイスのピクテ社、上海の聯博基金も中国資産株価の値上がりを前向きに楽観視しています。スイスのピクテ社のチーフストラテジストのルカ・パオリーニ氏は11月の最新の研究リポートで、中国の金融刺激策が経済に積極的な影響を及ぼしているように見えるため、財政面でより多くの支援が提供される見通しで、現在は中国の株をニュートラルからオーバーウェイトに格上げする好機だとしています。(提供/CRI)
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