中国の有人宇宙船「神舟18号」の帰還モジュールが4日、東風着陸場に無事着陸。3人の宇宙飛行士が192日ぶりに地球に戻った。今回の飛行で、葉光富（イエ・グアンフー）飛行士の宇宙滞在日数は計375日に達し、中国の宇宙飛行士として最長記録を更新した。

中国の第2陣の宇宙飛行士の葉宇宙氏は中国で初めて宇宙滞在日数が累計で1年以上となった飛行士だ。

楊利偉（ヤン・リーウェイ）飛行士が2003年に「神舟5号」で中国人初の宇宙飛行を成功させ、2008年には翟志剛（ジャイ・ジーガン）飛行士が「神舟7号」で中国人初の宇宙遊泳を成功させた。そして2021年には、「神舟13号」が初めて軌道上で6カ月滞在し、中国の宇宙飛行士の宇宙滞在日数はどんどん長くなっていった。

先ごろ「神舟19号」の打ち上げが成功したことで、宇宙飛行を経験した中国の宇宙飛行士は24人となった。宇宙ステーションを活用した宇宙飛行ミッションの定期的展開と有人月探査ミッションの開始に伴い、中国の宇宙飛行士は今後、広大な宇宙でさまざまな記録を作っていくことだろう。（提供/人民網日本語版）