CRI online 2024年11月8日(金) 17時50分
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中国日本商会は6日、上海で開催中の中国国際輸入博覧会の会場でメディア向けの説明会を開催しました。
中国に進出している日系企業の団体である中国日本商会は6日、上海で開催中の中国国際輸入博覧会(輸入博)の会場でメディア向けの説明会を開催しました。説明会では在中国日本大使館の上野麻子公使があいさつし、同商会の本間哲朗会長が日本企業の出展状況について説明しました。
今年の輸入博には、全体で3600社を超える企業が出展しており、うち220社が日本企業です。出展分野は自動車、化学材料、電子部品、食品、化粧品など日用品、さらには保険やその他の金融など、多岐にわたっています。あいさつに立った上野公使は日本政府を代表して、「多くの日本企業が参加し、中国政府および企業との交流を深められるこの輸入博は、日中の相互理解を促進する重要な機会であり、大きな意義を持ちます」と述べました。
本間会長は開幕式に出席した李強総理の発言について、「中国各地で活動する日本企業にとっては、経済政策の説明を受けたと同時に、事業拡大への勇気と希望を与えるものであり、日中経済交流の一層の発展につながります」と述べました。
説明会に参加した出展企業からは、「輸入博は新製品と新技術を紹介する絶好の機会であり、ビジネスチャンスを広げる最適な舞台です。さらに、日中経済交流を一層促進する場としても重要です」といった声が多く聞かれました。中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)日本語部の記者は説明会の終了後、企業代表数人に話を伺いました。
日立制作所の明田篤弥中国総代表(本社執行役常務)は、「輸入博は世界でも珍しい大規模な博覧会で、数多くの来場者が訪れます。中国社会のポジティブな熱気や、より良い社会を目指そうとする大きなエネルギーを感じました」と述べました。
住友電気工業の小林弘一執行役員は、「中国市場は引き続き成長することが期待されています。弊社の新しい技術と価値を提供するための絶好の機会として、この輸入博を活用したいです」と述べました。
ソニー中国の添田武人副総裁は、「中国はソニーにとって非常に重要な市場であり、技術とエンターテインメントの両面で開拓を続けていく方針です」と、今後の展望を語りました。
日系企業の出展者たちの声からは、中国市場への強い期待と、輸入博を通じての新たなビジネスチャンス獲得への意欲がひしひしと感じられました。(提供/CRI)
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