2024年に台湾で公開された日本の人気アニメ映画トップ10―台湾メディア

Record China    2024年11月15日(金) 0時0分

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11日、台湾メディアのDailyView網路温度計は、今年台湾で公開された日本の人気アニメ映画トップ10を公開した。写真はハイキュー。

2024年11月11日、台湾メディアのDailyView網路温度計は、今年台湾で公開された日本の人気アニメ映画トップ10を公開した。

同ランキングは23年11月6日から24年11月4日まで、人工知能(AI)を使用したセマンティック分析ツール・KEYPOビッグデータエンジンが各種SNSやニュースメディア、掲示板やブログなどのウェブサイトの中国語テキストを分析し、順位付けしたものだという。

記事は、10位をTVシリーズ特別編集版「名探偵コナン vs.怪盗キッド」だとし、「『名探偵コナン』の劇場版が公開されるたびに、多くの注目を集めるが、同作品では、宿命のライバル、江戸川コナン(えどがわコナン)と怪盗キッドの対決が再び描かれた。今回は怪盗キッドが狙ったのは、伝説のアクアマリン『大海の奇跡(ブルー・ワンダー)』。鈴木財閥顧問の鈴木次郎吉(すずきじろきち)が、この宝石を餌にキッドを挑発。キッドは挑戦状を受けて華麗な盗みを試みるが、コナンの巧妙な推理に阻まれた。ファンからは『キッドと工藤新一(くどうしんいち)の(イケメンな)神顔が本当に見逃せない。映画館で興奮して心の中で叫んでしまった』『懐かしいシーンがたくさんあって、なかなか良い総集編だった』と熱狂的な感想が続出した」と述べた。

9位は「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)」だとし、「子どもから大人にまで愛される『ドラえもん』の第43作目の劇場版最新作が今年も登場。のび太が音楽会に向けてリコーダーの練習をしていると、不思議な少女・ミッカが現れ、音楽がエネルギーになる惑星でつくられた『音楽【ファーレ】の殿堂』に招かれる。彼女を助けるため、ドラえもんたちは演奏に挑むが、音楽を消し去ろうとする不気味な生命体が迫まってくる。大人からは『音楽が良かった』『すごく面白い』との評価が多く、小さな子どもにも楽しめる内容だとして人気だ」と言及した。

8位は「映画 プリキュアオールスターズF」だとし、「『プリキュア』シリーズの歴代プリキュアが集結し、不思議な世界に迷い込んだプリキュアたちが、新たな仲間と出会いながら冒険に挑む物語。各世代のプリキュアが登場すると、観客の心を掴み、『15周年時に比べ、今回は思い出を前面に出したストーリーで感動した』『20年の青春を感じる』『戦闘シーンが爽快』と、過去作品に思いを馳せるファンの声が多く上がった」と紹介した。

7位は「劇場版ブルーロック―EPISODE 凪―」だとし、「高校2年生の凪誠士郎(なぎせいしろう)は、いつも無気力な毎日を送っていたが、同じクラスメイトの御影玲王(みかげれお)にサッカーの才能を見出さえる。2人は日本フットボール連合の『青い監獄(ブルーロック)プロジェクト』の強化指定選手に選ばれ、潔世一(いさぎよいち)、蜂楽廻(ばちらめぐる)、糸師凛(いとしりん)といったプレイヤーたちと出会い、世界一を目指す挑戦が始まる。ファンからは『音楽や作画が素晴らしい』『さまざまなサッカースタイルやテクニックの知識が深まる』との声が寄せられた」とした。

6位は「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」だとし、「宇宙世紀C.E.75年を舞台に、戦火が続き、独立運動やブルーコスモスの侵攻など、さまざまな衝突が次々に発生する。事態を沈静化するべく、ラクスを初代総裁とする世界平和監視機構・コンパスが創設され、キラ・ヤマトたちがその一員として介入。さらに、新興国・ファウンデーション王国から、ブルーコスモス本拠地への合同作戦を提案される。同作品が台湾で上映されると『懐かしい思い出がいっぱい』『4DXは超爽快で、まるで観客がガンダムを操縦しているかのようだった』と、多くのネットユーザーから熱い反響が寄せられた」と述べた。

5位は映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」だとし、「水木しげる生誕100年を記念した作品。物語は、日本の財政界を裏で牛耳る龍賀(りゅうが)一族が支配する哭倉村を舞台に、血液銀行の職員である水木が、龍賀一族の当主・時貞(ときさだ)の死を弔いに訪れるところから始まる。龍賀一族が時貞の財産をめぐって争う中、一族の1人が村の神社で惨殺される。また、失踪した妻を探しに哭倉村に来た鬼太郎の父親と水木が出会い、村で次々と起こる奇妙な事件によって2人の運命が変わり始める。ネットユーザーからは、『鑑賞後に深く考えさせられる部分があり、細かく掘り下げて考察できる。とてもおすすめ』『人間こそが一番恐ろしい存在だと感じた。物語全体が悲劇的で特に最後のシーンは辛かった』とのコメントが寄せられた」と言及した。

4位は「劇場版 SPY×FAMILY CODE:White(コードホワイト)」だとし、「西国(ウェスタリス)の情報局対東課・WISE(ワイズ)のエージェントであるロイド・フォージャー(コードネーム:黄昏/たそがれ)は、梟(ストリクス)の任務担当者を変更するとの指令を受ける。 同時に、ロイドの養女であるアーニャが通うイーデン校では、優勝者に星(ステラ)が授与されると噂の調理実習が行われ、ロイドは梟任務を遂行し東西両国の平和を守るために、アーニャに審査員長を務める校長の好物であるフリジス地方の伝統菓子・メレメレを作ることを提案。本場の味を確かめるため、フォージャー家は家族旅行でフリジスへ向かうが、そこで世界平和を揺るがすハプニングが発生する。同作品は多くのファンに愛され、『黄昏、かっこよすぎ!』『全キャラクターがうまく絡み合って、起承転結がしっかりした素晴らしい劇場版』とのコメントが寄せられた」と紹介した。

3位は「劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」だとし、「物語は北海道の函館を舞台に、怪盗キッドが2本の日本刀を盗むと予告するところから始まる。江戸川コナンと西の高校生探偵・服部平次(はっとりへいじ)が追跡するも、事件は第2次世界大戦の宝物の行方をめぐる凶悪な敵との争奪戦へと発展していく。同作品のスリリングな推理劇は、ネット上で話題となり、『この映画を見た後、函館に観光に行きたくなった』『今年の(劇場版)は本当に面白かった!エンディングがすごすぎてびっくりした!』といった感想が寄せられた」とした。

2位は「『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」だとし、「同作品は、刀鍛冶の里編の最終話と柱稽古編の第1話を収録したもの。物語は竈門炭治郎(たんじろう)と妹の禰豆子(ねずこ)、鬼殺隊が刀鍛冶の里の危機を解決するところから始まるが、禰豆子は太陽の光を克服したため、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)に狙われてしまう。さらに、鬼殺隊の風柱・不死川実弥(しなずがわざねみ)と蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)は任務中に無惨の本拠地・無限城を発見。彼らは鬼殺隊本部に戻り、柱合会議を開き、無惨に対抗するための柱稽古を始める。ネットユーザーは『風柱と蛇柱がかっこよすぎて、映画館で見ている時に心の中で叫んだ』『映画館で見るとより感情移入できる、特に炭治郎が妹の死を誤解して大泣きするシーン』」のようにコメントした」と述べた。

1位は「劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」だとし、「同作品は、烏野高校の男子バレーボール部が全国大会で稲荷崎高校を破った後、宿敵・音駒高校と対戦するという物語。両校は練習試合でよく対戦していたものの、全国大会での直接対決は初となり、両校の監督が若い頃に交わした約束もついに実現する。この運命の試合では、双方が全力を尽くし、勝利を目指して戦う。ファンからの主な不満点として、他のキャラクターの出番が少なかったこと、試合が回想のように感じられたこと、エンディングの完成度が高くなかったことや原作の伝統を引き継ぐ部分が少なかったことが挙げられているが、それでも多くのファンは『映画の尺が足りなかったからだと思う。もし1シーズンでじっくり作っていればもっと良かった』『確かに監督たちの描写は少なかったけど、烏養監督が手を差し伸べるシーンではやっぱり号泣してしまった。今思い出しても泣ける』といった感想を多く寄せていた」とした。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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