人民網日本語版 2024年11月13日(水) 6時30分
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エアバスは今後20年間に中国では新たな旅客機と貨物機が9500機以上必要になると予測した。写真はハルビン太平国際空港。
第15回中国国際航空宇宙博覧会(中国航空ショー)が12日~17日広東省珠海市で開催。エアバスは11日に珠海市でグローバル市場予測を発表し、「今後20年間に、中国では新たな旅客機と貨物機が9500機以上必要になり、同期のグローバル需要の20%以上を占める。一方、世界では今後20年間に新たな航空機4万2430機が必要になる」と予測した。
航空運送業は地域的な危機、さらにはグローバルな危機の中で回復を実現するとともに、その強靱さを示した。エアバスの予測では、中国では中産階級が拡大し続けるのに伴い、年間平均飛行機利用回数は2023年の0.5回から2043年は1.7回に増える見込みだ。
ECとグローバル貿易が高効率の航空貨物輸送に対するニーズを後押ししており、ナローボディ機もワイドボディ機も航空貨物輸送を手がける航空会社の営業エリアと国際路線にとって欠かせないものだ。
エアバスは、「今後20年間で、中国には貨物輸送機690機が必要になり、その内訳はナローボディ貨物輸送機370機、中型ワイドボディ貨物輸送機220機、大型ワイドボディ貨物輸送機100機となる」との見方を示した。
中国はすでにエアバスのグローバルエリアにおける最大の単一国市場となった。24年10月末現在、中国本土の航空会社が運営するエアバス機は2233機に達したという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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