中国外交部の林剣報道官は12日、アジア太平洋経済協力（APEC）第31回非公式首脳会議が前向きな成果を収めるよう、各方面と共に推進していきたいという中国の姿勢を表明しました。

林報道官は関連する質問に答えた際、「現在、世界経済の成長は力を欠いており、アジア太平洋地域の経済協力は新たな課題に直面している」と述べた上で、「APECはアジア太平洋地域の重要な経済協力プラットフォームであり、各方面はアジア太平洋地域が引き続きエンジンの役割を果たし、世界経済の成長をけん引することを期待している」としました。

林報道官は「習近平国家主席は会議で重要な演説を行い、中国が改革開放の深化のために講じる重要措置を紹介し、アジア太平洋協力の推進に対する中国の政策主張を紹介する。中国は各方面と共に努力し、APECプトラジャヤ・ビジョン2040を全面的かつバランスよく実行し、今回の会議が前向きな成果を収めるよう推進し、地域経済の一体化を推進し、アジア太平洋と世界の成長を促進するために新たな原動力を注ぎ込み、手を携えてアジア太平洋運命共同体を構築していきたいと考えている」と述べました。（提供/CRI）