CRI online 2024年11月13日(水) 15時20分
拡大
今年の「ダブルイレブン」は購入者数と売上高が過去最高に達した。
中国で「ダブルイレブン(W11)」(「独身の日」)と呼ばれる年に1度の超大型の電子商取引(EC)セールの今年の実績を、各ECプラットフォームがこのほど相次いで発表しました。
発表された実績によると、「買い換えキャンペーン」という消費促進政策などの影響で、消費市場の潜在能力が急速に現実化し、販売規模は今年も拡大しました。EC大手の京東(JDドット・コム)によると、11月11日23時59分時点での購入者数は前年同期比で20%以上の増加で、注文量は同4.8倍になりました。1万7000を超えるブランドの成約額は前年同期の6倍を超え、3万を超える中小企業の成約額は3倍以上でした。
アリババグループが運営する同じくEC大手の天猫(Tmall)によると、11月12日午前0時時点でブランド589種の売上高は前年同期比46.5%増で1億元(約21億円)を超え、これまでの記録を更新しました。うちハイアール、美的(Midea)、小米(シャオミ)など45ブランドの売上高は10億元(210億円)を突破しました。
蘇寧易購によると、10月14日から11月11日までにチェーン店120店舗を訪れた客数は6割以上増加し、「買い替えキャンペーン」という販売イベントでは売上高が247%増加し、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などは売上高が前年同期の3倍以上に増え、多くのブランドや商品種類の売上高が過去5年で最高になりました。
今年のW11では、ECライブコマースや即時小売などの新型の販売業態が注目点になりました。淘宝(タオバオ)ではライブコマースのスタジオ数が119に達し、成約額は1億元を突破して過去最高を記録しました。中でも環境にやさしいグリーン製品や最新のデジタル技術を駆使したスマート製品がより多くの注目を集めたとのことです。(提供/CRI)
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