山西省に陶寺遺跡博物館がオープン―中国

CRI online    2024年11月13日(水) 17時50分

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陶寺遺跡博物館が12日、正式に公開されました。写真は彩色の絵が描かれた蟠龍紋陶皿。

中国北部の山西省・襄汾県にある陶寺遺跡博物館が12日、正式に公開されました。同博物館は敷地面積が約4万9600平方メートル、建築面積が9998平方メートルで、2階建ての建物です。

今回展示された230点(セット)以上の文化財には、主に陶器、銅器、木器、玉器などの各種の器物が含まれ、陶寺文化のすべての文化財のカテゴリーをカバーし、特に近年の宮城(首都)および宮殿区の考古発掘における新たな成果と出土品を展示しています。人々が期待していた彩色の龍が施された皿や、初公開の圭尺(日陰の長さを測る道具)と山西省先史時代(200万年前から紀元前21世紀まで)の最初の牙璋(行儀用の玉器)がすべて展示されています。

また、陶寺遺跡博物館には今回、「陶寺考古」という展示室が設置され、46年にわたる考古の歩みと何世代もの考古学者が陶寺文化文明を探索するために払ったたゆまぬ努力が再現されています。現在、陶寺遺跡博物館は予約で入場券を購入して見学できます。

陶寺遺跡は人類文明の至宝です。これまでに陶寺遺跡からは各種文化財5500点余りが出土し、中華文明の初期の形態を明らかにし、中華文明の五千年の歩みを実証する重要な証拠とされます。(提供/CRI

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