人民網日本語版 2024年11月14日(木) 15時30分
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中建材ガラス新材料研究院集団は想像を超える新しいガラス材料で世界を確実に変えている。
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0.12mmのタッチ操作できるガラス、30マイクロメートル超薄型フレキシブルガラス、プラスチックフィルムのようなガラス、6台の50インチテレビと同じサイズの第8.5世代フロート法TFT-LCDガラス基板、薬用ガラス管に製造できる中性ホウケイ酸ガラス。同じガラスでもこんなにも異なる。安徽省蚌埠市に位置する中建材ガラス新材料研究院集団(中研院集団)は、想像を超える新しいガラス材料で世界を確実に変えている。人民日報アプリが伝えた。
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厚さがわずかコピー用紙の3分の1未満である30マイクロメートルのガラスは、連続100万回折り曲げても破損・断裂しない。蚌埠市にある凱盛科技新型ディスプレー産業パークで、筆者はこのセミの羽のように薄い不思議なガラス、30マイクロメートルフレキシブル折り畳みガラスを目にした。
凱盛科技のフレキシブルディスプレー産業分公司の李樹(リー・シュウ)社長補佐は、「中研院集団の彭寿(ポン・ショウ)院士のチームに率いられ、このガラスのフレキシブル性と折り畳み面の性能はすでに世界トップレベルに達している。折り畳み携帯電話、巻けるテレビ、フレキシブル医療検査機器、5・6Gアンテナなどの製品分野で広く利用できる」と説明した。
フロートガラス新技術国家重点実験室の曹欣(ツァオ・シン)副室長は、「ガラスの研究開発はシステム工学で、配合だけでも1000回ほどの実験が必要になるかもしれない。配合処方ができたら、実験により量産化の実現性を検証する。材料の性能に基づき生産ラインを設計し、専用設備を研究開発する。生産ラインを完成させた後には、さらに実際に調整を行う必要がある。どの段階でも問題が発生してはならない」と述べた。
中研院集団はイノベーションチェーン、プロジェクトチェーン、産業チェーンの「3チェーン融合」の発展モデルを構築した。フレキシブル折り畳みガラス、発電ガラス、薬用ガラスなどを含む複数の「中国初、世界トップクラス」のガラス新材料成果を相次いで研究開発。世界の先端ガラスプロジェクトの65%、先端ガラス装置市場の50%のシェアを占め、中国のガラス技術とブランドの世界での追走から並走、さらにはリードへの飛躍をけん引し、中国の電子情報、半導体、自動車、新エネルギー、深海・深宇宙などの分野の産業チェーンの安全を保証し、基礎工業分野における砂を金に変える物語を紡ぎ出している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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2024/11/13
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