中国外交部の林剣報道官は13日の定例記者会見で、記者からの「今回の中国国際輸入博覧会では、ペルー産アルパカぬいぐるみが注目を集めていた。ペルーの職人であるママニ氏はインタビューで、中国のおかげで収入が増えたと語った。報道官はこれについてどうコメントするか」との質問に、以下のように述べました。

林報道官は、「中国と中南米諸国は協力を進めるに当たって、常に重要な民生プロジェクトを優先している。例えば、ブラジルの南北を貫く『電力ハイウエー』とも称される『美麗山超々高電圧（UHV）直流送電』プロジェクトでは、工業都市に安定した電力を供給するだけでなく、2200万人以上のブラジル国民の電力不足を解消した。また、中国がコスタリカの2都市で支援した給水プロジェクトにより、現地の約4万人の住民が安全な飲み水を得られるようになり、水質汚染により停滞していた地域経済も活性化された」と述べました。（提供/CRI）