中国、サウジで初めて20億ドルのソブリン債発行

CRI online    2024年11月18日(月) 8時0分

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中国はサウジアラビアで初めて20億ドルのソブリン債を発行しました。

中国財政部はサウジアラビア王国の首都リヤドで現地時間13日、中央政府を代表して世界の適格投資家を対象に20億ドルのソブリン債(国債など政府や政府機関が発行する債券)のブックビルディング発行をおこない、市場から大いに歓迎されました。

今回発行された20億ドルのソブリン債のうち、3年債は12億5000万ドルで発行金利は4.284%、5年債は7億5000万ドルで発行金利は4.340%です。申し込み金額は総額397億3000万ドルで、発行金額の19.9倍に達しました。うち5年債の申し込み倍率は27.1倍に達し、近年の世界のソブリン債の中で最も高い倍率でした。

投資家の地域と種類別に見ると、アジアの投資家は68%、中東は8%、欧州は20%、米国は4%で、中東地域の投資家の割合は過去最高でした。投資家の種別では国家が9%、銀行が50%、ファンド運用会社が37%、保険会社が2%、各種トレーダーが2%でした。

この債券は、香港連合取引所とナスダックドバイで同時に上場されるとのことです。中国のソブリン債が中東地域で発行されて上場されるのは初めてで、サウジアラビアでの初めてのソブリン債発行でもあります。業界関係者は、今回のソブリン債発行によって中国と中東地域の国々の財政や金融の交流と協力が促進されていくことになり、より多くの中国系機構が中東地域で投融資活動を展開するよう誘導することには積極的な意義があるとみています。(提供/CRI

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