中国映画の最高峰「第37回金鶏奨」、レイ・ジャーインとリー・ゴンシーが最優秀賞

anomado    2024年11月17日(日) 15時0分

拡大

中華圏三大映画賞の一つ、「中国電影金鶏奨」の授賞式が福建省アモイ市で開催され、俳優レイ・ジャーインと女優リー・ゴンシーが主演部門の最優秀賞に輝いた。

中華圏三大映画賞の一つ、「中国電影金鶏奨」の授賞式が福建省アモイ市で開催され、俳優レイ・ジャーイン(雷佳音)と女優リー・ゴンシー(李庚希)が主演部門の最優秀賞に輝いた。

今年で37回目を迎えた「金鶏奨」は、1981年にスタートした中国映画界で最高の権威を持つ映画賞。16日に授賞式が行われ、最優秀主演男優賞には「第二十条」からレイ・ジャーイン、同じく女優賞には「我們一起揺太陽」からリー・ゴンシーが選ばれた。

最優秀助演男優賞と女優賞には、「三大隊」からワン・シャオ(王驍)、「乘船而去」からリウ・ダン(劉丹)がそれぞれ選ばれた。最優秀作品賞にはチャン・イーモウ(張芸謀)監督の「第二十条」、最優秀監督賞には「志願軍:雄兵出撃」のチェン・カイコー(陳凱歌)監督が選ばれた。

リー・ゴンシー

主演男優賞に輝いたレイ・ジャーインは、受賞に当たって特に2人の恩師への感謝を語った。1人目は高校を中退した当時、俳優への道を歩き出すきっかけを作ってくれた俳優リュイ・シャオホー(呂暁禾)。中越戦争を描いた1984年の映画「戦場に捧げる花」(高山下的花環)で「金鶏奨」主演男優賞を恩師が獲得していることで、この賞が10代の頃からずっと心の中にあったと語った。

もう1人はチャン・イーモウ監督で、レイ・ジャーインにとって「第二十条」は4作目のチャン監督作品となる。「監督はすべての俳優が崇拝するお手本」と語り、社交的ではないチャン監督とは、一緒に4回仕事をしても電話番号さえ知らないものの、オファーが届くたびに「自分で大丈夫なんだ」と自信を与えてくれる存在だと語った。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携