サッカーの2026年ワールドカップ（W杯）アジア最終予選グループCの第5戦が14～15日に各地であり、中国は敵地でバーレーンを1-0で下した。

中国は、0-0のまま突入した後半アディショナルタイムに左サイドからゴール前への折り返しをFW張玉寧（ジャン・ユーニン）が右足で押し込み決勝ゴールを決めた。

26年W杯アジア最終予選は2次予選を勝ち上がった18チームが6チームずつ3グループに分かれてホームアンドアウェーの総当たりで対戦する。各グループの上位2チームがW杯出場権を手にし、各グループの3位チームと4位チームはアジアプレーオフへ回る。

国際サッカー連盟（FIFA）の最新ランキングで92位の中国は、日本（同15位）、オーストラリア（同24位）、サウジアラビア（同59位）、バーレーン（同76位）、インドネシア（同130位）と同じグループC。

中国は9月5日に敵地で日本に0-7、同10日にホームでサウジアラビアに1-2、10月10日に敵地でオーストラリアに1-3と3連敗スタート。同15日のホームでのインドネシア戦で初勝利を挙げた。

5戦を終了し、日本が4勝1分けの勝ち点13（得失点差＋18）で首位。オーストラリア、サウジアラビア、中国はいずれも勝ち点6で、得失点差＋1のオーストラリアが2位、−1のサウジアラビアが3位、−8の中国が4位。バーレーンが勝ち点5で5位、インドネシアが勝ち点3で最下位となっている。

サッカーのデータを分析している「We Global Football」によると、5戦の結果を踏まえ、中国が最終的にグループ1位になる確率は0．0％、2位になる確率は2．2％、3位になる確率は8．3％、4位になる確率は29．6％、5位になる確率は36．6％、最下位になる確率は23．2％。W杯出場権を手にするグループ2位以内に入る確率は日本が100％、オーストラリアが72．3％、サウジアラビアが22．9％、バーレーンが2．5％、中国が2．2％、インドネシアが0．1％。（翻訳・編集/柳川）