卓球のWTTファイナルズ福岡2024が20日に開幕する。

年間獲得ポイントによるランキングでシングルス世界ランク上位16人、ダブルス上位8ペアに出場権が与えられるシーズンを締めくくる年間チャンピオン決定戦。

中国勢は、男子シングルスに世界ランキング男子総合1位の王楚欽（ワン・チューチン）、同2位の林詩棟（リン・シードン）、同5位の梁靖崑（リアン・ジンクン）、同9位の林高遠（リン・ガオユエン）が、男子ダブルスに世界ランキング男子ダブルス1位の向鵬（シアン・ポン）／袁励岑（ユエン・リーツェン）、同3位の林高遠／林詩棟が出場する。男子総合3位の樊振東（ファン・ジェンドン）、同8位の馬龍（マー・ロン）は欠場する。

女子シングルスに世界ランキング女子総合1位の孫穎莎（スン・インシャー）、同2位の王曼昱（ワン・マンユー）、同3位の王芸迪（ワン・イーディー）、同7位の陳幸同（チェン・シントン）が、女子ダブルスに世界ランキング女子ダブルス3位の銭天一（チエン・ティエンイー）／陳幸同、同10位の王芸迪／孫穎莎が出場する。女子総合4位の陳夢（チェン・モン）は欠場する。

中国メディアの中国体育報によると、樊振東と馬龍の欠場について、男子代表の王皓（ワン・ハオ）監督は「コーチングスタッフは、パリ五輪の周期で消耗が激しかったことを考慮し、当面は調整に充てて試合に参戦しないという彼らの選択を十分に理解し尊重する」とコメントした。

女子代表の馬琳（マー・リン）監督は、陳夢について「彼女たち3人（ほかの2人は孫穎莎と王曼昱）の中で最年長なので、五輪後に休んで体を調整する時間が多く必要だ」とコメントした。（翻訳・編集/柳川）