Record China 2024年11月19日(火) 5時0分
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中国・上海メディアの上観新聞は17日、国産腹腔(ふくこう)鏡下手術用ロボットの海外進出が加速しているとする記事を掲載した。
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中国・上海メディアの上観新聞は17日、国産腹腔鏡(ふくくうきょう)手術ロボットの海外進出が加速しているとする記事を掲載した。
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記事によると、仏ニース大学の著名な泌尿器外科医、ユーネス・アハラル氏は16日、上海市浦東新区にある上海微創医療機器人集団(シャンハイ・マイクロポート・メドボット・グループ)本部の手術用ロボットグローバルリモート操縦センターから、1万2000キロ離れたモロッコの患者に前立腺がん根治術を行った。
ユーネス・アハラル氏は「私はこれまで1000台を超えるロボットによる手術を行ってきたが、うち30台余りが中国のロボットだ。中国の手術用ロボットは最先端のものとほとんど差がないと感じている。このリモート手術はカサブランカまで飛行機で行くという問題を解決してくれた。今後はフランスを離れることなくアフリカでの手術を行える」と取材に語った。
上海微創医療機器人集団が自主開発した4本アーム腹腔鏡手術ロボット「図邁(Toumai)」は、2022年1月の市場化達成から24年5月の欧州連合(EU)CE認証取得、そして今年11月11日のイタリア最大の公立病院での副腎腫瘍切除+胆のう摘出手術の成功に至るまで、海外市場における発展のスピードはすでに国内のそれに匹敵しており、海外での活用が国内でのそれを上回り市場の国際化が加速することが予想される。
同じ16日には南コーカサス地方のジョージアで100台目の図邁による手術が行われた。記事は「中国の手術用ロボットの海外進出は、全世界の人民に幸福をもたらしている」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)
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