韓国の大学で「違法な生体実験」=成績をエサに学生釣り、10年間にわたり実験―韓国メディア

Record China    2014年9月18日(木) 23時59分

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16日、韓国・朝鮮日報によると、正義党の鄭振厚議員は同日、韓国ネットメディアと共同で行った調査結果を公表し、「韓国体育大学」で違法な生体実験が10年間にわたり行われていたと明らかにした。写真は韓国。

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2014年9月16日、韓国・朝鮮日報によると、正義党の鄭振厚議員は同日、韓国ネットメディアと共同で行った調査結果を公表し、ソウルにある「韓国体育大学」で違法な生体実験が10年間にわたり行われていたと明らかにした。17日付で中国国営ニュースサイト・CRI Onlineが伝えた。

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鄭議員は、同大学が2000年から21回の違法な生体実験を行ったと指摘。これまでに218人が実験に協力し、その半数以上が大学の学生だった。研究チームは「運動が人体に与える影響」や「歩行運動が中年女性の腹部肥満に与える影響」といったテーマのもと、人体の筋肉や脂肪組織を採取し実験を行った。だが、組織の採取を行った金教授は相応の医療資格を有していなかったという。

金教授は成績の評価をエサに学生の協力を得ていたため、「違法行為だけではなく、学者としての道徳にも反している」と報道では批判している。鄭議員はさらに、「筋肉組織の採取に協力した学生の中には、副作用によりやむなく代表選手という夢を諦めた者もいる。同学生は、“成績の評価という金教授の誘惑に負け、実験に協力した。ところが、翌日には神経が麻痺する異常に襲われ、右足はまともに歩くこともできなくなった”と話している」と金教授らの実験について述べ、韓国教育部や同校に対し関係者の処罰や、学生への賠償を求めた。(翻訳・編集/内山

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