中国、25年大卒は前年比43万人増の見込み、当局は家事代行や清掃などに従事を奨励―海外華字サイト

Record China    2024年11月19日(火) 6時0分

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海外在住中国人向け情報サイトに17日、「中国当局が2025年大卒者に家事代行や清掃などに従事するよう奨励」とする記事が掲載された。

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海外在住中国人向け情報サイトに17日、「中国当局が2025年大卒者に家事代行や清掃などに従事するよう奨励」とする記事が掲載された。

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記事はまず、中国では近年、大卒だけでなく修士・博士号を取得した高学歴の人でも適当な職に就けずに配達員に追い込まれるなど就職状況が厳しさを増す中、2025年に高等教育機関を卒業する人が前年より43万人多い1222万人に達すると見込まれていると伝えた。

その上で、こうした問題に対処するため、当局がこのほど、25年大卒者に家事代行や清掃などに従事するよう奨励する「意見」を公表したことを取り上げた。


そして、それに対し、SNS上では「高い学費を払ってまで大学に行く必要はあるのか」「親の金を無駄遣いすることになるのでは」などの声が寄せられたことを紹介した。

記事は「仕事として家事代行や清掃、配達などを選ぶのは構わないが、それらの業界では高い学歴は必要とされず、労働力も飽和状態にある。大学新卒者の数が増えるにつれ就職状況も厳しさを増している。当局がこの問題を解決しない限り、道路清掃員の飯の種が大学新卒者に奪われることになってしまう」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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