中国の洋上風力発電設備容量が世界をリード、年内に4500万kWを突破へ

人民網日本語版    2024年11月20日(水) 6時30分

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中国の洋上風力発電設備容量は今年4500万kWを突破し、4年連続で世界1位になる見込みだ。

世界のエネルギートランスフォーメーションが加速する中、重要クリーンエネルギーの一つとしての風力エネルギーの発展が加速している。16日の洋上風力発電産業チェーン・共同チェーン行動大会で明らかになったところによると、中国の洋上風力発電設備容量は今年4500万kWを突破し、4年連続で世界1位になる見込みだ。中央テレビ網が伝えた。

今年第1−3四半期の洋上風力発電新規設備容量は247万kWで、累積系統接続容量は3910万kWに達した。今年第3四半期まで、中国の洋上風力発電設備容量は3年連続で世界1位をキープしており、2~5位の国の系統接続した洋上風力発電の合計を上回っている。

中国の風力タービンの生産能力は世界市場の60%を占めている。ブレードは世界市場の64%、ギアボックスは世界市場の80%、発電機は世界市場の73%を占めている。中国の洋上風力発電完成機トップ6社は2023年に世界トップ10に入り、その市場シェアは50%を上回った。

中国電力企業連合会の郝英傑(ハオ・インジエ)事務局長は、「中国の洋上風力発電の産業化は近年急速に発展している。現在の中国の洋上風力発電機の単体容量が最大20MW級で、累積設備容量は2018年の時点で500万kW未満だったが、今年の年末には4500万kWを突破し、4年連続で世界1位になる見込みだ」と説明した。

中国は洋上風力発電が豊富で、開発の高いポテンシャルを秘めている。中国の洋上風力総発電設備容量は2030年に2億kWに達し、投資総額は約2兆6000億元(約54兆6000億円)で、産業チェーンの20兆元(約420兆円)以上の総生産高をけん引すると予測される。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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