2024年11月19日、韓国・世界日報によると、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領のゴルフ練習論争と関連し、大統領室が「ゴルフができないことは外交的欠礼」だとの立場を示した。

洪哲鎬（ホン・チョルホ）政務首席秘書官が同日の国会運営委員会全体会議で尹大統領のゴルフ練習に関する質問を受け、「ゴルフ外交もあるというほど大統領のスポーツ活動は普通以上の意味を持つ」とした上で、上記のように述べたという。記事は「トランプ氏が大統領就任後、尹大統領をゴルフに招くことがあった場合、ゴルフが全くできなければ応じることができないため、外交のためにゴルフの練習は必要だという認識だ」と説明している。

大統領室は先頃、尹大統領のゴルフ練習について「トランプ次期大統領とのゴルフ外交に備えるために8年ぶりに再開した」ものだと明らかにしている。金聖勲（キム・ソンフン）警護処次長も「（ゴルフの練習が）なぜ問題視されるのか、疑問に思う」と発言したという。

しかし、その後ゴルフ場関係者から「実際はトランプ氏当選よりずっと前の8月末からゴルフ場を訪れていた」との証言が出て物議を醸している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「なんという詭弁（きべん）だ」「小学生でももっとましな言い訳をするんじゃないか？」「ゴルフができないと外交的欠礼だって（笑）。コントの台本じゃないんだから」「あきれて言葉も出ない」「何が問題か分からないなんて頭が足りないんじゃないの」「ゴルフが問題なんじゃなく、平気でうそをついたことが問題なんだよ」など、批判のコメントが殺到している。

一方で「ゴルフはあまりに下手だと一緒にラウンドしてる人に失礼なのは確かだ」と理解を示す声も見られた。（翻訳・編集/麻江）