Record China 2024年11月22日(金) 17時0分
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中国・広東省深セン市で販売されている「たこ焼き」の多くにイカが使用されているという。
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中国・広東省深セン市で販売されている「たこ焼き」の多くにイカが使用されているという。中国メディアの南方都市報が伝えた。
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記事によると、タコの足の価格はイカの足よりもはるかに高く、深セン市の夜市や屋台では「たこ焼き」の中身をイカにすり替えて販売しているケースが少なくないという。
上海市消費者権益保護委員会がこのほど、8つのECプラットフォームの35店舗から「タコの足」を購入して調べたところ、70%以上に当たる26店舗の商品が「イカの足」だったことが判明。中には、サイト上で「タコ足」と表示していながら、届いた商品のパッケージには堂々と「イカ足(魷魚須)」と明記されているケースもあった。
販売業者に問い合わせると、知ってか知らずか「タコの足(章魚足)もイカの足(魷魚須)も同じ物。呼び名が2つある。多くの人が同じ物を指して呼んでいる」との返答があったという。
同委員会によると、タコの足の相場は500グラム当たり67.5元(約1450円)なのに対し、イカの足は19.8元~33.5元(約430~710円)程度。鑑定の結果「イカ」とされた商品の中には、500グラム71元(約1520円)で「タコの足」として販売されていたものもあったという。
記事は、タコとイカの見分け方について、「タコは8本足だがイカは通常2本の長い足と8本の短い足がある。タコの足の吸盤は密集していて表面はなめらか、足と直接つながっていて、煮込むと丸まる。イカの足の吸盤は比較的まばらで短い柄によって足とつながっている。吸盤の表面には小さい歯がある。吸盤は足の根元から先までほとんど同じ大きさで、調理してもほとんど丸まらない」などと説明している。(翻訳・編集/北田)
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