訪日外国人客がまた最多を更新、10カ月で3000万人突破は史上最速―香港メディア

Record China    2024年11月22日(金) 15時0分

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21日、香港メディア・香港01は、日本の年間インバウンド観光客数が史上最速のペースで3000万人を突破したと報じた。

2024年11月21日、香港メディア・香港01は、日本の年間インバウンド観光客数が史上最速のペースで3000万人を突破したと報じた。

記事は、日本政府観光局が発表したデータで、今年10月の訪日外国人観光客数が延べ331万2000人で今年7月に記録した329万2000人を上回って単月の史上最高記録を更新したほか、1〜10月の累計が3019万3000人となり、1964年に統計を取り始めて以降、最速で3000万人を突破したことが明らかになったと紹介した。

また、10月のインバウンド観光客の内訳では韓国人が73万2000人で依然としてトップを保ち、2位が中国本土の58万3000人、3位が台湾の47万9000人、4位が米国の27万9000人、5位が香港の19万9000人だったと伝えた。さらに、中国からの観光客数は夏の観光ピークだった7〜8月に比べて少なくなった一方で、10月は東南アジアからの観光客が多くなっており、タイは7〜9月の月平均4万5000人から10月は13万2000人、シンガポールは3万人から6万9000人、マレーシアは2万5000人から5万5000人へとそれぞれ増加したとしている。

このほか、各国・地域の人口1万人当たりの訪日観光客数で見ると、香港が264人で最も多く、台湾の205人、韓国の142人、シンガポールの116人が続いたと紹介。アジア以外ではオーストラリアが34人で最も多く、全体の5位に入ったと伝えた。

記事は、10月に大幅な円安となったことでインバウンド消費が有利な状況が続いていると紹介するとともに、政府観光局が紅葉シーズンを迎える11月はさらにインバウンド観光客が増え、12月からの冬季旅行シーズンにも大きな期待を寄せていることを伝えた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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