最新作のファンタジー時代劇ドラマ「永夜星河」が人気を集めた女優ユー・シューシン（虞書欣）が、同年代でライバルとされるチャオ・ルースー（趙露思）との直接対決に完勝した。

「95後（95年～99年生まれ）」女優を代表する存在のユー・シューシンとチャオ・ルースーだが、今月はそれぞれ主演の時代劇ドラマ「永夜星河」と「珠簾玉幕」が同じく1日に配信をスタート。その後、そろってNetflix（ネットフリックス）台湾にも進出した。

2人の対決は過去に、2022年夏季の「蒼蘭訣～エターナル・ラブ～」と「星漢燦爛」でも話題になった。この時は配信時期が約1カ月違いで、「蒼蘭訣」がヒットを記録しユー・シューシンが勝ちを収めたが、今回は配信時期も同じという直接対決に。当初は互角の戦いを見せたが、配信後にスタートした映画・ドラマの情報サイト豆瓣（douban）のユーザー評価は、「珠簾玉幕」の6．3点に対し「永夜星河」は7．6点と、大きく差をつける結果となった。

なお、ユー・シューシンは5大ファッション誌の一つ「時尚COSMOPOLITAN」12月号のカバーとグラビアに起用され、発売から3時間での売り上げは早くも22万冊、1000万元（約2億2000万円）を突破する人気を獲得。12月号は1年を締めくくる「閉年刊」と呼ばれ、各誌が特に力を入れることでも知られるが、チャオ・ルースーは同誌の11月号に起用されていたことから、こちらでもユー・シューシンの勝利が報じられている。（Mathilda）