中国国家発展改革委員会がこのほど発表したデータによると、中国と欧州を結ぶ貨物列車「中欧班列」が運行してから10年間で発送された貨物は累計1100万TEUを超え、貨物価値は4200億ドルを超えました。

中欧班列による輸送は自然環境の影響を受けにくく、安定性が高く、価格は空輸の5分の1、運行時間は海運の4分の1で、多くのクライアントから支持されています。

現在までに、中欧班列は中国国内125都市を連結し、欧州25カ国227都市、アジア11カ国100都市以上に接続しており、サービスネットワークはユーラシア大陸全域をほぼカバーしています。

また、中欧班列が輸送する貨物は5万種類以上に達し、自動車完成車、機械設備、電子製品、防疫物資など53品目に及んでおり、2023年に輸送した貨物の価値が中欧間の物品貿易に占める割合は7％を超えました。（提供/CRI）