中国のスポーツメディア・直播吧は22日、サッカーのワールドカップ（W杯）アジア最終（3次）予選を戦う日本代表は、次戦に勝利すれば史上最速でW杯本大会への出場が決まると報じた。

19日に中国・アモイ白鷺体育場で行われた試合は、日本が前半にMF久保建英の左コーナーキックをFW小川航基が頭で合わせて先制すると、前半終了間際にもコーナーキックから板倉滉が頭で押し込み追加点。後半開始早々に中国に1点を奪われるも、直後に小川がこの日2点目となるヘディングを決め、3-1で勝利した。

グループCの順位は6試合を終えて以下のようになっている。

1位 日本 5勝1分 勝ち点16 得失点差＋20

2位 オーストラリア 1勝4分1敗 勝ち点7 得失点差＋1

3位 インドネシア 1勝3分2敗 勝ち点6 得失点差-3

4位 サウジアラビア 1勝3分2敗 勝ち点6 得失点差-3

5位 バーレーン 1勝3分2敗 勝ち点6 得失点差-5

6位 中国 2勝4敗 勝ち点6 得失点差-10

直播吧の記事は、「11月の予選終了後、日本代表は世界で最も2026年W杯に近いチームとなった。来年3月20日に行われるホームのバーレーン戦に勝利すれば、8大会連続のW杯本大会出場が決定する。しかも（出場決定までの）史上最速記録を作ることになる」と報じた。

中国のサッカーファンからは「6試合で22得点2失点って、日本はもう統治級のレベルだな」「確かにこのグループは一強多弱」「日本がもしオーストラリアに勝っていれば、現時点で日本以外の5チームが勝ち点6で並び、日本は勝ち点18で突破が決まっていたわけか」「日本は互いにつぶし合ってくれた5チームに感謝だな」「（2試合で）得失点＋9に貢献した中国に感謝してくれたまえ（笑）」などの声が上がった。

また、「（3月のバーレーン戦は）ホームなら日本は間違いなく勝つだろう」「来年3月まで待つまでもなく、現時点でもう突破でいいよ」「バーレーン戦ではなるべくたくさん点を取ってね」「日本の実力がすでにアジアに見合っていないとしか言えない」「なんかラクラク突破って感じで、本当にうらやましい」「日本は残りの3試合で手を抜くんじゃないか。もし（引き分けで）勝ち点1でも与えようものなら、順位に大きな影響が出る」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）