中国民間航空機、国産ラジアルタイヤ初装着

CRI online    2024年11月23日(土) 6時30分

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中国初の民間航空機用ラジアルタイヤを装着した桂林航空のエアバスA320が21日、広西チワン族自治区桂林市の両江国際空港で実施された試験飛行に成功しました。

中国初の民間航空機用ラジアルタイヤを装着した桂林航空のエアバスA320が21日、広西チワン族自治区桂林市の両江国際空港で実施された試験飛行に成功しました。中国の民間航空機が国産航空機用ラジアルタイヤを装着するのは今回が初めてで、中国民間航空機用ラジアルタイヤにとってゼロの突破となります。

この民間航空機用タイヤはシノケム(中国中化集団)傘下の桂林藍宇航空タイヤ発展有限公司が開発したもので、熱結合構造の最適化、主要材料間の弾性率のマッチングなど革新技術で開発された高性能民間航空機用ラジアルタイヤで、完全な独立した知的財産権を持ち、耐空基準規定の厳しい評価試験にも合格しています。技術性能は国際基準に達しており、今年10月に中国民用航空局からCTSOA証明書(技術標準規定項目批准書)が発給されました。

今回のテスト飛行の成功により、中国にはこのタイプのタイヤの国産保障力を備えていることが示されました。さらに、昨年試験飛行に成功したB737 NG航空機用タイヤを加えると、シノケムが開発した民間航空機用タイヤは国内保有航空機の約80%をカバーしています。

シノケムは次の段階の取り組みで、幹線ワイドボディ機のC929、ボーイング777/787、エアバス330/350用タイヤの開発を完了し、基幹航路支線、基幹航路ナローボディ機、基幹航路ワイドボディ機の3機種をカバーするとのことです。(提供/CRI

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