CRI online 2024年11月26日(火) 7時30分
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中国で新型リチウムイオン電池搭載産業用ドローンのテスト飛行に成功しました。
中国科学院大連化学物理研究所が23日に明らかにしたところによると、同研究所所属の陳中偉院士が率いる研究チームが開発した比エネルギーが高く適応環境温度が広いリチウムイオン電池が、中国科学院瀋陽自動化研究所設計の新型産業用複合翼無人航空機(ドローン)に搭載され、遼寧省大連市長海県の空域で、初のテスト飛行を順調に終えたということです。
ドローンに搭載された新型リチウムイオン電池のエネルギー密度は1キログラム当たり最大400ワット時で、これにより、ドローンの航続距離が20%から40%向上します。また、電池モジュールのエネルギー密度は1キログラム当たり最大340ワット時で、マイナス40度から60度までの幅広い温度範囲で安定した作動が可能だということです。テスト飛行では、ドローンは離陸、上昇、高速での巡航、着陸などのテストに成功し、3時間にわたるテスト飛行を高いレベルで完了し、高比エネルギーリチウムイオン電池のエネルギー備蓄能力と運用安定性を総合的に検証しました。
比エネルギーが高く適応環境温度が広いリチウムイオン電池のテスト飛行成功により、寒冷地での運用、緊急救助、パトロール監視などでの活用シーンにおいて、ドローンに信頼性の高い電力サポートを提供することができます。(提供/CRI)
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