西安交通大学、エンボディドAIロボット研究院を設立―中国

人民網日本語版    2024年11月25日(月) 18時30分

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西安交通大学がエンボディドAIロボット研究院を設立した。

ロボットは「製造業の王冠に輝く宝石」と称されている。ロボット産業技術の急速かつ健全な発展を推進するため、西安交通大学は科学技術イノベーションと産業イノベーションの深い統合を積極的に推進している。西安交通大学は20日、西安優艾智合ロボット科技と共にエンボディドAIロボット研究院を設立し、中国西部科学技術イノベーション港で正式に発足した。科技日報が伝えた。

陝西省知能ロボット重点実験室の室長を務める西安交通大学知能ロボットイノベーション研究院の院長である梅雪松(メイ・シュエソン)氏は、「需要をけん引とするロボット技術研究開発プラットフォームを構築し、産業・教育融合によってロボット産業イノベーションのエンジンを形成し、教育・科学技術人材の一体化発展のモデルを構築する」と述べた。

西安交通大学は学内の関連技術力を結集して「ロボット研究院」を設立し、陝西省知能ロボット重点実験室、陝西ロボット産業技術イノベーション戦略連盟などのプラットフォーム及び関連する企業・事業機関と連携し、産業チェーンの強化・補完を強化し、陝西省のロボット産業レベルを向上させるとしている。

優艾智合は国家レベルの「専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)」「小巨人」企業(高い成長性または大きい発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業)であり、中国の産業用移動ロボット業界のリーディングカンパニーだ。複合移動ロボットという最も難しいカテゴリーで、中国における出荷量1位の技術的リーダーとなっている。

優艾智合の会長兼CEO(最高経営責任者)の張朝輝(ジャン・チャオフイ)氏は、「当社は未来産業とりわけロボットのエンボディドAIへの考えについて、『一つの脳で多様な形態』を提案している。つまり、一つのロボット制御と管理のブレインシステムを使用し、異なるシナリオの実施と応用をサポートする。当社は工業レベルの汎用エンボディドAIの先進技術の事業展開を行い、多くのシナリオでの迅速な検証と技術更新を通じて、ロボット産業の急速な変革をサポートしていく」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/ES)

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