台湾から中国に郵送された教科書、「地図に問題あり」で差し押さえ―香港メディア

Record China    2024年11月26日(火) 18時0分

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25日、香港メディア・香港01は、福建省の税関が「地図に問題がある」として台湾から郵送された教科書を押収したと報じた。

2024年11月25日、香港メディア・香港01は、福建省の税関が「地図に問題がある」として台湾から郵送された教科書を押収したと報じた。

記事は、福建省福州税関所属の榕城税関がこのほど、台湾から郵送された教科書を差し押さえたと紹介。この件について中国税関総署弁公庁がSNSアカウントを通じ「問題の地図には『一つの中国』の原則に違反があると認定され、処理のために関係当局に引き渡した」と発表したことを伝えた。

また、税関総署の発表によると、教科書には他にも「台湾を国家名称として表記している、釣魚島尖閣諸島の中国名)に関する記述が誤っている、アクサイチンや南チベット地区の帰属に関する表記が誤っている、九段線が描画されていない」といった「複数の問題」が存在し、「国家の統一や主権、領土の完全性に危害を及ぼす内容であると指摘された」という。税関当局は「問題の地図」を含む教科書3冊を押収した。

記事は、税関当局が発表した動画に基づき、押収された教科書が台湾の中学(または高校)向けのもので、中国本土にいる台湾の生徒向けに郵送された可能性があると紹介。税関当局が「地図は国家の版図の主要な表現方式であり、高い政治性、科学性、法定性を持つ。中国の地図内容管理規程にそぐわない印刷物や出版物を持って入出境することは禁止されている」とコメントしたことを伝えた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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