Record China 2024年11月26日(火) 13時0分
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セルビアの有名な時計塔に中国語の落書きが見つかり、現地の中国大使館が「文明的な観光」を呼び掛けた。
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複数の中国メディアによると、先日、ある中国人観光客がセルビアの首都ベイラードのカレメグダン城址(ベオグラード要塞)の時計塔に落書きをしたとの情報がSNSで拡散。現場で撮影された写真や動画には時計塔の根元の部分に赤い塗料で、SNSアカウントやアカウント名がでかでかと書かれている様子が映っていた。
事情を知る顧(グー)さんは「現地の華人たちが関係部門に連絡し、落書きはすでに清掃で落とされた。落書きした本人を探しているが見つかっていない」とし、「現地では落書きを許可したり推奨したりする文化はなく、観光地の文化財に落書きするというのはひどい行為」と憤った。
中国メディアの観察者網によると、カレメグダン城址(ベオグラード要塞)は紀元前4世紀に建設され、18世紀のオスマン帝国時代に再建されたもので、1979 年に重要文化財に指定され、年間200万人以上の観光客が訪れている。現地の中国大使館は中国人観光客らに対し、現地の法律や公共道徳を守り、「文明的な観光」を行うよう呼び掛けた。
中国のネットユーザーからは「本当に恥ずかしい」「探し出して罰金を科してほしい」「本当に言葉もない。もう外出せず家にこもっていろよ」「こういう人間は永久に出国禁止にすべき」「一部のインフルエンサーは有名になるためになんでもするからな」といった声があがった。
一方で、「漢字が書かれているからと言って中国人だとは限らない」「中国語なら中国人がやったことになるのか?」「こんなところにアカウント名を書いたところで特定され、炎上することは分かっているはず。何か不自然だ」「海外には中国のイメージを貶めようとする人間が多いからきちんと調べてほしい」といった意見も多数寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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