韓国の歌手が10年間日本に行けていない理由を告白=韓国ネット「愛国者」「前科のせいでは?」

Record Korea    2024年11月26日(火) 22時0分

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26日、韓国・毎日経済は「歌手イ・スンチョルが10年間日本に行けていない理由を告白した」と報じた。資料写真。

2024年11月26日、韓国・毎日経済は「歌手イ・スンチョルが10年間日本に行けていない理由を告白した」と報じた。

記事によると、イは25日、タレントのシン・ドンヨプのYouTubeチャンネルに出演し、酒を飲みながらさまざまなトークを繰り広げた。

トーク中、日本酒を飲みながら日本語由来の外来語を多用するイに対してシンが「まだ日本に行けないのか?」と質問し、イは「うん」と答えた。さらにシンが「だからあえて日本の単語を多用するのか?入国できないから…」と尋ねると、イは「これでうっぷんを晴らしている」「日本語を使って『ここは日本だ』と思い込んでいる」と冗談めかして話したという。

記事は「イは14年8月14日、脱北者団体の大学生40人が参加する合唱団と独島(竹島の韓国名)を訪れて南北統一を願う歌『その日に』を歌い、その後から日本への入国が禁止された」「イは同11月に日本の知人から招待されて羽田空港に到着したが、入国できず4時間ほど抑留された」などと説明した。

イは当時の状況について「ある日やって来た合唱団のメンバーに『1曲作ってもらい、それを独島で歌いたい』と言われた。政治的に映る可能性があるため、独島には行かず歌だけ作ることにしたが、妻に『子どもだけで行かせるな』と言われて一緒に行くことになった」「『その日に』は統一と世界平和についての歌で、国連やハーバード大学のメモリアルチャーチでも公演した。その後に日本を訪れ、そこで問題が生じた」などと説明した。

これにシンが「そのときはやや敏感な時期だった」と返すと、イは「いまだに田舎へ行くと、お年寄りから『愛国者』と呼ばれる」と満足げに話したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「スンチョルさん、かっこいい」「愛国者だ」「日本は器が小さい。一介の市民に対してそこまでするなんて」「韓国の領土で歌を歌っただけ。何も悪いことはしていない」「日本に行けなくても困ることはない。頑張れ、スンチョルさん」「韓国も独島の領有権を主張する日本人の入国を規制しよう」などの声が上がった。

一方で「独島のせいではなく前科のせいでは」「麻薬犯罪の逮捕歴があるからでしょ?」と指摘する声もあった。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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