競争激化の中国自動車市場、テスラが再び価格戦争を仕掛ける―仏メディア

Record China    2024年11月27日(水) 8時0分

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RFIの中国語版サイトは26日、年末を前に競争が激化している中国の自動車市場でテスラが再び価格戦争を仕掛けたとする記事を掲載した。写真はテスラ販売店。

仏RFIの中国語版サイトは26日、年末を前に競争が激化している中国の自動車市場で米電気自動車(EV)大手テスラが再び価格戦争を仕掛けたとする記事を掲載した。

記事によると、中国市場でこれまでに何度も値下げを行ってきたテスラは24日、12月31日までにクロスオーバーSUV「モデルY」の二つの廉価モデルを注文し引き渡しまで完了した顧客は1万元(約21万円)の割引を受けられると発表した。最長5年間のゼロ金利ローンも延長する。最廉価の後輪駆動モデルの価格は24万9900元(約525万円)。

記事は、「中国自動車市場では近年、国内外のメーカーによる過酷な値下げ合戦が繰り広げられているが、テスラの今回の行動はそこに重量級の爆弾を投じるもので、より激しく残酷な市場競争と生き残りをかけた挑戦を示唆している」と伝えた。

記事によると、中国自動車市場では今年に入り大手の比亜迪BYD)が値下げを敢行すると、長安啓源や哪吒、小鵬、極氪など多くのブランドがそれに追随し、割引額は最大5万1000元(約107万円)に達した。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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