卓球の張本智和がSNSに投稿した言葉に、中国の卓球ファンから称賛の声が相次いでいる。

張本は24日、インスタグラムのストーリーズにWTTファイナルズ福岡男子シングルス準優勝のトロフィーの写真を投稿し、「カップファイナル3度目の準優勝でした。なかなか優勝できないとも言われるかもしれないけど、3回準優勝するのも結構大変なんですよ。決勝は全然ダメでしたが、準決勝までの3試合は最高の試合だったと思います」と振り返った。

そして、「とにかく1年間やり切りました。本当に疲れました。世界ランキングも3位まで上がりました。でもまだ実力は3位じゃないので、来年1年間かけてトップ3に見合う選手になれるように頑張ります！」と抱負を語り、「最後に日本でプレーできて最高でした！皆さん1年間本当にありがとうございました！」と感謝の言葉で結んだ。

中国のSNS・微博（ウェイボー）でこの投稿が紹介されると、中国のファンからは「私たちが彼のランキングトップ3返り咲きを喜んでいる時、彼はそれに見合う実力を求めているんだな」「尊敬する」「足元がしっかりと見えている子だ」「客観的に言ってすごく誠実！」「誠実でユーモアがある。良い選手だな」「真摯な人にはきっと良い報いがあるはずだよ」など称賛のコメントが相次いだ。

また、「準決勝は本当に素晴らしい試合だった。フォアもだいぶ成長しているし、このまま頑張ってほしい」「準優勝も大事な財産。これからもっと良くなるよ」「もう十分すごいよ。あなたが超一流選手になるのを待ってる」「負けの原因が能力だけじゃないこともあるよ」「今年はアジア選手権の金メダルも取ったし、モンペリエでも良い成績を残した。年末の福岡でも決勝に進むハイパフォーマンスを見せて、世界ランキングを上げるという目標も実現した。一歩一歩、自分の計画に沿って歩んでいってほしい」など、応援のコメントも寄せられている。（翻訳・編集/北田）