人民網日本語版 2024年11月27日(水) 11時30分
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中国の複数のナショナルチームが冬の高原トレーニングを開始した。
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11月の雲南省昆明市は気候が温暖で過ごしやすい。今年の冬、バスケット、陸上、水泳など複数の中国のナショナルチームが続々と昆明海埂スポーツ訓練拠点を訪れ、冬のトレーニングを開始した。新華社が伝えた。
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今年の冬の陸上ナショナル集中訓練チームのトレーニングには、選手とコーチ計270人以上が参加し、海埂拠点を訪れた。種目は走る、飛ぶ、投げる、競歩などを網羅している。
今年初めて同拠点を訪れたパリ五輪の女子20キロメートル競歩で金メダルを獲得した楊家玉(ヤン・ジアユー)は、「この拠点には私たちのトレーニングに非常に適した道路があり、とても安全だ。拠点の食事、宿舎、保障システムはどれも素晴らしく、安心してトレーニングができる」と話した。劉宏宇(リウ・ホンユー)コーチは「雲南の標高にははさまざまな段階があり、私たちのような長距離種目には非常に都合が良い」と述べた。
身体能力訓練センターでは、水泳の五輪金メダリストの汪順(ワン・シュン)がトレーニングをしていた。「海埂に来ると、いつも違った印象を受ける。2007年の1回目から、今年で17年目になる。今回は、来年の全国運動会に向けて有酸素運動と身体能力のトレーニングをしっかり行うことを目指している」と話した。
汪選手のコーチの朱志根(ジュウ・ジーゲン)さんは、「1997年に初めてチームを率いてここにやって来たが、当時はあくまで試験的な取り組みで、高原トレーニングが水泳種目にこれほど大きな効果があるとは予想していなかった。現在、高原トレーニングは1つのカリキュラムになり、水泳選手の心肺機能向上や有酸素運動の基礎作りに、重要な役割を果たしている」と高原トレーニングの効果を高く評価した。
同拠点は複数のナショナルチームのトレーニング計画が順調に行われるよう確保するため、トレーニング場所、身体能力を高める設備、食事と宿舎、セキュリティーなどの面で入念な準備を行い、国際標準の陸上訓練場と訓練施設を配置しただけでなく、身体能力を高める機器や専用設備を豊富に準備し、選手はそれぞれの種目のニーズに基づいて専門的なトレーニングを行うことができる。同時に、同拠点の医学科学訓練スポーツ健康センターもナショナルチームのチームドクターに積極的に協力し、選手の医療やリハビリなどの取り組みを展開している。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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2024/11/26
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